これが実話!?生々しさが癖になるオレンジ・イズ・ニュー・ブラック

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過酷な刑務所生活を疑似体験

オレンジイズニューブラック

ごく普通の一般市民がある日突然、絶望の底へ落とされる。

映画やドラマの中では古くから使われてきたテーマだ。

なんとか再び這い上がろうと困難に立ち向かいながら孤軍奮闘する主人公の姿に、視聴者は感動を覚える。

この「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」も柱となるテーマはそこにあるのだが、従来の作品と異なるのは、絶望の底で主人公の目にする光景がとても生々しく、感情移入すると息苦しさを覚えるほどにリアルなのだ。

それもそのはず、このドラマはノンフィクション小説の映像化作品なので、著者である主人公が体験した過酷な刑務所生活を視聴者は覗き見るのだ。

想像の斜め上を行く塀の中の生活

オレンジイズニューブラック

主人公のパイパー・チャップマンは中流家庭に生まれ育った、ごくごく普通のアラサー白人女性。

友達と立ち上げたバスグッズのブランドも軌道に乗り恋人とも結婚間近。

何もかも順調だった。

だがある日、10年前に恋人から頼まれてドラッグ関連の資金を国外へ運んだ事がバレてしまい刑務所へ収監されることに。

しかも、当時付き合っていたのがレズビアンのドラッグディーラーだった事が恋人にもバレて地獄へ叩き落とされてしまう。

幸い、理解あるボーイフレンドはパイパーを見捨てず刑務所収監前にプロポーズ。

15ヶ月の刑務所生活を助けあって乗り切ろうと誓い合う。

だが、本当の地獄の底はまだまだ深かった。

刑務所の中にいるのは、これまでの彼女の人生でまるで関わりのなかったタイプの罪を犯した女性たち。

弱味を見せないようにと意気込んでいたパイパーだったが、自分のことを邪険に扱う刑務官や眼光鋭い受刑者に、たちまち圧倒されてしまう。

誰が味方で、誰が敵か?

今、自分が話している相手は本当に心を開いているのか?

犯罪や悪人に免疫のない主人公にとっては、地雷原をアドリブで歩いて行くようなもの。

想像の斜め上を行く過酷な生活を強いられることになり、お先真っ暗…

果たして、主人公は無事に刑務所生活を乗り切ることができるのか?

というのが、このドラマの大まかなあらすじだ。

だがストーリーが進んでいくほどにパイパーを取り巻く環境は複雑になっていく。

主人公に降りかかる問題の数々

オレンジイズニューブラック

刑務所のような集団生活を描く場合、日本とアメリカで一番大きく異るのは人種問題だ。

白人、黒人、ヒスパニックが集まれば同人種同士の仲間意識と共に、他人種との差別意識や価値観の違いが生まれ、問題の引き金となる。

「私は人種差別なんてしない!」と強く誓っていても知らないうちに巻き込まれてしまう。

その他にもレズビアン、ドラッグ、宗教など、主人公の周りを取り囲む問題はキリがない。

それらにどう立ち向かっていくか?

主人公目線で刑務所生活を疑似体験していくのが、このドラマの楽しみ方なのだろう。

いつ、誰と見るか要注意!

最後に付け加えておくと、このドラマは質も量も下ネタが半端じゃない。

万が一、家族と一緒に見始めたりしてしまった、地獄のような気不味さを味わうことになるだろう。

付き合い始めのカップルなんかも要注意、よほど気心の知れた友達でギリギリ。

まずは第1話を一人で鑑賞してみる事をお勧めする。

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